■営業所も大切です!
神戸市のお客様でこんな事例がございます。
農業用倉庫を上手に改良されて、
営業所(事務所)としてこれまで自営されてきました。
田舎ではこういったケースがあるようですね。
いろんな事情で自営業ってスタートされますよね。
僕の事務所でもそうですが、開業したてのときはやっぱり初期投資を
可能な範囲で少なくスタートしたい。
これはこれで正しいと思っています。
必要に応じて、事務所や営業所はステップアップで拡大すればいい。
当たり前の話ですよね。
「この方もおそらくそうではないのかな?」と思います。
この知事の新規で建設業許可申請をご希望のお客様は
ご相談時に営業所が農業用倉庫でありました。
見た目はしっかりとした倉庫であり、建物でもありました。
このケースでは役所に確認したところ問題点がありました。
■土台部分が大切!
倉庫というのは通常、土地の上に倉庫が乗っかっているだけですよね。
この「土地の上に乗っかっているだけ!」
ココの点が問題点なんです。
※なお、個別具体的に回答は違う旨をご承知おきください。
今回のケースでは、役所の回答はこうでした。
「土台(基礎)の部分が工事をされていない。」
「倉庫などであっても、コンクリートなどの土台(基礎)の工事がまずはされているかが大切!」
「今回のケースでは、それが無く台風でも来たら飛んで行ってしまう。」
「そのような建物を営業所としては認められない。」
このような回答でありました。
経営(営業)している側からすると、この倉庫が大切な存在なんです。
ココでずっと営業されてきました。
しかし、
こと「建設業許可が必要」となった今では
許可要件に見合う「営業所」が求められます。
通常、どこか賃貸物件を借りて営業をされている場合や
自分の自宅を営業所としてされている場合など
建物と呼ばれるものを営業所として営業されているケースでは
特に意識しないところかもしれません。
しかし、利便性であったり
個々の事情で特殊な所を営業所とされているケースもございます。
現実的にはいろいろなパターンはございます。
許可を取得する場合、最終的には役所が求める営業所である必要があるのも確かです。
しかし、最初から「ダメ」とは決め付けずまずは役所への確認も大切です。
今回のケースでは、倉庫を営業所としては認めてもらえなかったので
次の道すじにてお客様と許可取得に向けて一緒に歩んでいます。
このように幣所では、
「お客様と二人三脚で許可取得を目指します。」
今日は、
「営業所」について触れてみました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
行政書士 山中英資
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